2SACD ベーム モーツァルト 魔笛 ウィーン・フィル ギューデン リップ ベリー ベーメ シェフラー ルートヴィヒ
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7月新発売タワーレコード限定ハイブリッドSACD2枚組。 新品同様品。 55年ステレオ録音のベームとウィーン・フィル、ギューデン、リップ、シモノー、ベリー、ベーメ、侍女にルートヴィヒといった豪華歌手陣を迎えた魔笛。 当時はステレオ録音が実験段階で同時にモノラル盤も販売されており、本録音のジャケットおよび、ブックレットにはモノラル盤のものがお洒落だという理由で採用されています。音声はもちろんステレオ。 CDの段階で相応に音質の良いものでしたが、比較すると、本SACDでは分離が良くなっており、特に団子状態で聴き苦しかった合唱部分の混濁が大幅に改善されています。またウィーン・フィルの楽器の柔らかさ、声の艶も素晴らしいものになっています。 ベーム録音でいえばDGベルリンフィルの魔笛ではピータースの夜の女王が頼りなかったですが、本盤でのリップは素晴らしいアリアを聴かせてくれるのも大きなアドバンテージではないでしょうか。 この1955年録音のDecca盤は、まず初期ステレオ収録にもかかわらず現代にも通じるクオリティを有していることにまず驚かされますが、当時の演奏レヴェルもまた、特筆すべきではないでしょうか。当時のウィーンの歌手陣、何しろウィーン・フィルの音色が圧倒的に魅力的であり、さらにベームが最も充実していた時期であることも重要です。1955年は、11月に再建されたウィーン国立歌劇場のこけら落としの公演もあり、いくつかの重要なオペラ録音がDeccaによって行われた年でした。同時に、ウィーンにおいてステレオ録音がスタートした年でもあり、記念碑的な意味を持ちます。当企画でも同年6月収録のエーリヒ・クライバーとの「フィガロの結婚」11月と12月にはベームによる「影のない女」を復刻しました(他に5月のベームとの「コジ・ファン・トゥッテ」と6月のクリップスとの「ドン・ジョヴァンニ」音源がDeccaにあり)。一連のこれらの録音は録音史上でも大きな意義があります。今回の本国のオリジナル・マスターテープからの復刻により、従来以上の臨場感や当時の雰囲気が感じ取れるでしょう。従来CDでの復刻回数は非常に少ないですので、今回の復刻は86ページに及ぶ解説書と歌詞対訳付として価値が高いです。尚、対訳や印刷物に関しましては国内盤初出時の翻訳をそのまま流用しております。